相手が話したくなる傾聴力｜堀口ひとみ

DVD前半は、「安心感のあるスキル編」。相槌・質問・承認など、今すぐに使えるスキルについてをまとめています。後半は、「安心感のある姿勢編」。スキルを知っただけではうまくいかなかった経験から、「いかに安心感のある人になるのか？」傾聴の心構えと、相手の存在価値を認める対話のポイントについてまとめました。

「スキル」と「姿勢」というバランスを意識した理由は、傾聴には、そもそもニュートラルな観点が必要だからです。観点とは「考える次元やそのものの思考の基盤」です。いろいろと視点を変えることを知っていても、そもそも「ニュートラルな観点」からの視点でないと、相手にとって話しづらい相手になってしまうのです。「安心感＝ニュートラルな観点」と言えるでしょう。

コーチになり始めたころの私は、こんな失敗をしていました。ネガティブな考え方を訂正しようとしたら、「もう堀口さんのセッションを受けるのが怖くなりました。コーチングを中止させてください」と言われたり、メルマガを読んで、「自分が否定されている感じを受けました」と言われたこともありました。愚痴が止まらない人や、言葉数が少ない沈黙の多い人の対応にも困ってしまいました。こちらが前向きなほど、気づかないうちにクライアントさんを傷つけていたのです。一体、何が足りないのか？　勉強したコーチングスキルを、何回も何回も見直してみても、そこには答えがありませんでした。

ですので、私はこのDVDを創ろうと思ったのです。クライアントさんとのセッションで、二度と同じ失敗をしてはいけない、自分に何が足りないのか？２年間かけて追求し始めたのです。

やがて「聴く力」をつけることで、自分の中のバランスも整っていきました。ポジティブでもなくネガティブでもない、ニュートラルな観点から質問やフィードバックをすること。これが、私の傾聴理論です。

相手の答え、本音を引き出すのに、傾聴力はとても役に立ちます。心の目で相手を見ることで、人と人との絆は深まり、相手の幸せが自分の幸せにつながるのです。「聴く」知性を学ぶことで、あなたの人生がより豊かになることを願っています。

商品内容	DVD2枚
出品者	堀口ひとみ
販売日	2014/05/15

相手が話したくなる傾聴力

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